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秋夜を優しく照らすランタンシェード

秋夜を優しく照らすランタンシェード

特選の逸品

「OTONA GARAGE」で取り扱う注目アイテムをピックアップ! 

今月はショップオープン記念として製作した、人気のランタン&ランタンシェードセット。

【商品概要】
ブランド名: HABIT leather × GOAL ZERO
商品名: キヌガサシェードミニ + ライトハウス マイクロフラッシュ OTONA GARAGE スペシャルセット
価格: 12,100円(税込)

キノコの女王と言われる「キヌガサタケ」をモチーフにしたレザー製のシェード。
キャンプ用LEDランタンとして人気のゴールゼロ ライトハウスマイクロシリーズに対応。網目模様が幻想的な影を作ってくれる。天然素材を通す灯りで、優しく柔らかな雰囲気を演出してくれる。

素材:革

※天然素材由来のムラや、製造過程で起こるキズなどがある場合があります。メーカーの検品をクリアした商品ですので交換対象となりません。予めご了承ください。
※ハンドメイドのためサイズに個体差があります。

今回はキヌガサシェード ミニにジャストフィットする、ゴールゼロ ライトハウスマイクロをセットで販売。

柔らかな光に変えるランタンシェード

 日々進化するアウトドアギアのなかで、とくに技術的な進歩が目覚ましいのが「LEDランタン」だ。より高照度、小型化を実現しバッテリー性能も向上し続けている。燃料式ランタンの手間をかけて操作する感覚も捨てがたいが、とくにバイクキャンプシーンでは、よりコンパクトなLEDランタンを選ぶのが正解だ。

 その灯りをより柔かな光に変えてくれるのが、ハビットレザーの「キヌガサシェード」。近ごろ、入手困難なキャンプアイテムとして注目を集めている。製作するのは、ブランド代表・桑原康介さん。

ハビットレザー代表・桑原康介氏。独学でレザー加工をはじめ、サイフ、ガス缶カバーなどさまざまな革製品を製作。独創的なデザインと技術が評判。

「吊り下げ型の鉢植えにヒントを得て、この形を実用化しました。ランタンを入れると、テーブルに網目状に影が広がってきれいなんですよ」

 製品はすべて手作業で仕上げている。工房では、円形にカットした牛革に切り込みを入れ、ミシンでタグ付け作業。その後、一度水に濡らした牛革を温風にあてながら、少しずつ形を整えていく。みるみるうちに「キヌガサ型」に。

円形にカットし、切り込みを入れたレザーに、ひとつひとつミシンでブランドタグを取り付け。

切り込みを広げながら、端を皮紐で結び「キヌガサ形状」に仕上げていく。

「ウェットフォーミング」と呼ばれる、一度革を濡らしてから成形する手法でキヌガサ状に形を整えていく。

今回、サイトオープン記念として、2cmほど短い「ミニ」を製作。小型LEDランタンによりフィットするサイズとなり、コンパクトな仕上がりとなった。

従来のキヌガサシェードとの比較。サイズダウンしたことで、ライトハウスマイクロランタンにぴったりの大きさに。より球体に近い独特のフォルムとなっている。

「お客さんやショップの方など、製品づくりを通して人と人とがつながっていく感覚が好きですね。そのために作っていると言ってもいいほどです」と桑原さん。

 進化する技術とレトロな素材の組み合わせは、現在のキャンプシーンのトレンド。秋の夜は、柔らかい光に照らされた静かな時間を楽しんでほしい。