正義のヒーロー!? 山下晃和の「打倒メタボ!バイク&ハイキング」【第一話 世界一の山と冷やし中華】 - OTONA GARAGE

正義のヒーロー!? 山下晃和の「打倒メタボ!バイク&ハイキング」【第一話 世界一の山と冷やし中華】

文/山下晃和 写真/逢坂 聡

注:この記事は、現地情報、山下さんの筋肉、製品の性能以外はフィクションです。

(ナレーション)
ここに、ひとりの男がいる。

モデルでありながら世界中を飛び回り、その旅の情景を伝えるトラベルライターの顔をもつ「山下晃和」だ。オートバイでの林道を走破しながらの日本一周や自転車で中米やヒマラヤをツーリングするなど二輪に乗ってキャンプをしながら旅をするのも得意分野のひとつ。

そんな彼の真の姿は……

なんと!

ライダーをメタボリックから守る、正義のヒーローなのだ!

今日もぽっちゃり体型からライダーを守るため、身をもって大自然を駆ける。

走れ山下! 登れ山下!

山下晃和はこう話す。

「僕は昔からアウトドアが趣味。東京に長らく暮らしながら日々モデル業務をしていると、なかなかアウトドアな遊びには触れられないもの。なので、休みがあれば森林などのパワーを感じるために、林道ツーリングや登山を楽しんでいます。ただ、モーターサイクルだけを趣味としていると、運動不足になりがち。ロングツーリングに出たとしても、風に当たったり、気持ちが高揚したり、興奮したりするので疲労感はあるものの、カロリーを全く消費しておらず、それでいて旅先で美味しいご飯を食べていたら肥える一方。なので、登山、いや、もっとライトなハイキングを組み合わせると、より自然に触れられるだけでなく気持ちよい運動になるので一石二鳥なんです」。

しかし、どうしてバイクと登山を組み合わせるのか?

その答えは、二輪ならではの機動力を活かして登山口ギリギリまで近づける場所が多いこと。オフロードバイクならば未舗装路を走破してのアクセスも容易。

バイクとハイクは意外と相性が良いものなのだ。

まずはアクセスしやすい世界一の低山で
バイク&ハイクに挑戦

いきなり本格的な登山を始めるにも、カラダも心も準備不足でチャレンジしにくいもの。

まずは、都内からアクセスも良く、じぶんのレベルに合わせてルートを選択できる高尾山でバイク&ハイクの楽しみ方を実践することにした。もちろん、トレーニングも欠かさない。

季節は夏に向けて気温も上昇し、緑が深くなる絶好の夏山シーズン。今回はそんな気持ちの良い登山をより楽しむために、AO Coolers(エーオークーラー) の「ランチクーラー」に冷たいコーラと冷やし中華を詰め込んで、山頂でキリッと冷えた涼を楽しんでみることに!

「高尾山は、東京都心からのアクセスもよく、電車で新宿から最短47分とアクセスの良い低山。モーターサイクルの場合は、中央自動車道から八王子を抜けて圏央道の高尾ICを降りて5分と快適。高尾ICが見えるループになった道は山の空気が感じられ、360°の絶景が堪能できるのはモーターサイクルならでは。

一般道の場合は、国道20号(甲州街道)を走ると、沿線状で登山口にアクセスすることができます。駐車場は自家用車が平均1000円から1500円ですが、少し離れた場所にある二輪駐輪場は500円。お得感がありますよね。

レベルに合わせて楽しめるのが高尾山

山下晃和はこう話す。

「高尾山は標高599mとそれほど高くはなく、ケーブルカーもあるので老若男女だれでも登りやすい山。2007年にはミシュランガイドの三つ星に認定され、イギリス全土の植物の種類数を上回るほどの多種多様な植物が確認されています。世界でもっとも登山客が多い場所のひとつらしいとのこと。また、江戸時代より信仰の霊山として知られ、天狗信仰、修験道などもあってパワースポットでもあります」。

登山道は1号路から6号路まで設定された自然研究路をはじめ9つのルートがあり、数字が大きくなるごとに登山スキルが必要とされている。今回は初心者向けの1号路を選びながらも、ランチクーラーを持ちながらハイクすることで、腕の筋力アップを図っているのだ。

そんな高尾の大自然の中でキンキンに冷えたコーラと、暑さが吹っ飛ぶ冷やし中華を食べたいという『夏の風物詩』をひと足お先に楽しむために、無敵の保冷力が自慢のAOクーラー「ランチクーラー」を持って、登山を開始。

山下晃和はこう話す。

「トレーニングを取り入れて、コア(体幹)、サイドレイズ(三角筋)を鍛えながら一歩ずつ登ります。登山ルートは初級者から中級者まで9つありますが、どのルートを選択しても1時間から1時間半あれば山頂まで到達できるはず。道標もあって、山地図が無くても道に迷う心配が少ないのもビギナーフレンドリー」。

山下晃和はこう話す。

「初心者にオススメの1号路は、コース全長3.8km、階段やコンクリート舗装がメインのため気合の入った登山靴でなくても良いのは嬉しいところ。ライディングブーツでも問題ないでしょう。山頂の手前にある高尾山薬王院本社の表参道になっているので、休憩スポット、天狗像などが点在していて、見どころも満載」。

豊かな自然の中を散策できるのは6号路だが、前日などに雨が降ると足元はマディーで滑りやすいので注意が必要だ!

山頂でCOOLタイム!

山頂に到着した山下晃和。一安心と思いきや、本来の目的はまだ果たせていない。果たして、クーラーの中に入っているコーラはキンキンに冷えたままなのか!?

山下晃和はこう話す。

「景色はやや曇りがかっていたものの、おぼろげに稜線が見えて絶景で、山頂は多くの登山客で賑わっています。初夏の雰囲気を感じられる力強い木々の緑や、顔のまわりを飛び回るちょっと厄介な虫に『ああ〜夏山に来たなあ』という実感が湧いてきました」。

まずはランチクーラーを開けて、キンキンに冷えたコーラでエネルギー充電。登山で熱ったカラダが一気にクールダウン!

山下晃和はこう話す。

「お次は冷やし中華を手早くクッキング。AO Coolersは、1990年にアメリカで食肉産業や水産業などの業界向けクーラーとして販売開始。ソフトタイプのクーラーボックスは、折りたた無ことでコンパクトに収納できるので、バイクにピッタリのアイテム。厚手の断熱材をはじめ、使用する素材にこだわりが詰め込まれており高い保冷能力が特徴です」

山下晃和はこう話す。

「氷水を使用して麺を冷やし、具材を乗せれば完成。きゅうりの千切りが不揃いなのはご愛嬌ということで」

山下晃和はこう話す。

「疲れた身体に、サラダチキンが染みわたります。酸味の効いたタレをまとった麺や具材が、火照ったカラダにスーッと入って胃袋もすっかり大満足。まさに携行できる冷蔵庫と言っても過言ではありません!」

充実した達成感に、思わず変身姿のヘルメットを装着してしまった山下晃和。大満足で山を下り、颯爽とバイクに乗って帰路に着くのであった。メタボリックからライダーを守るため、山下晃和のバイク&ハイクは続くのであった。

……次回へ続く

今回は携帯性の良いコンパクトタイプの「ランチクーラー」(左)をチョイス。容量は5.7lありペットボトルも立てたまま収納可能。結露のしにくい断熱材を採用し、シームレスTPUライナーと組み合わせることで、水漏れせず高い気密性により優れた保冷性を実現する。ハイキングだけではなく、1泊2日のソロキャンプにもちょうど良いサイズ。「6パック キャンバス ソフトクーラー」は、その名の通り6缶パックが収納できる定番アイテムだ。

山下晃和(やましたあきかず)

タイクーンモデルエージェンシー所属のモデル。他にトラベルライター、NASMパーソナルトレーナーとしても活動中。自動二輪免許は19歳のときに取得し、林道を繋いで日本一周、台湾一周、ハワイを半周など、世界各地をモーターサイクルで旅し、自転車旅も好き。登山やトレイルランニングなどアウトドアのスポーツをもっとライダーに普及すべく、楽しいトレイルルートをご紹介していきます。