「分離型のレギュレーターストーブを開発してほしい」。長年に渡ってユーザーから寄せられた要望を反映し、ついにSOTO初となる分離型レギュレーターストーブが誕生しました。
低温下でも安定した火力を生むマイクロレギュレーター、耐風性の高いヘッド構造など、これまで培ってきた技術を惜しみなく投入した、ハイスペックな仕上がりです。分離型のメリットである安定感を生かすために、ゴトクや点火スイッチ、火力調整ツマミの位置まで徹底的にこだわりました。燃料には、手に入りやすく、経済的なカセットガスを採用。本格的に料理を楽しみたいベテランだけでなく、初めての１台としても、おすすめします。

特長

驚くほど軽量で、コンパクトに収納可能
従来の分離型ストーブの弱点は、重さと収納が嵩張ることでした。バーナーヘッドとガス缶とのコネクターが分かれるため、どうしても部品点数が多くなり、重く、嵩張ってしまっていたのです。FUSIONは材質やデザインを工夫することで、その弱点を解消。限りなく一体型ストーブに近い、軽量でコンパクトな造りを実現しています。

扱いやすい点火ボタンと火力調節ツマミ
点火ボタンと火力調節用のツマミは、バーナーヘッドと一体化させるのではなく、ボンベ側に集約しました。炎や熱い鍋から離れた位置に設置することで、火の扱いに慣れていない方でも、点火や火力調節を安心かつ安全に行うことができます。また、ヘッド周辺のパーツを減らすことで、高さを低く設計できるため、より安定感も高まります。

調理時の抜群な安定感は分離タイプならでは
一体型ストーブは、鍋の位置が高く、調理時の安定感に不安があります。しかし、分離型ストーブなら鍋の位置が低く、調理時も安定感が抜群。屋外でも本格的な料理を楽しむ方であれば、この違いをすぐに実感していただけるでしょう。

レギュレーターを搭載して安定した火力を発揮
カセットガスの弱点である、ボンベの冷えによる火力の低下を抑えるレギュレーターを搭載。外気温が低いときや、連続使用時にも、安定した火力を発揮します。手に入りやすく、経済的な 缶でも、ストレスなくお使いいただけます。

重たい鍋でも安心して使える４本ゴトク仕様
重たい大鍋でもしっかりと支える、安定性に優れた４本ゴトクを採用しました。鍋だけでなく、ストーブ本体も４本の脚が支える構造のため、本体の転倒防止にも役立つ設計です。また、鍋との接地面にはエッジの効いた滑り止め加工を施し、調理時に鍋が滑り落ちる不安も解消しています。

すり鉢状のヘッドと約300 個の炎口が高い耐風性能を生む
風に流されにくい、火足の短い静かな炎を生み出す秘密は、約300 個にも及ぶ小さな炎口。すり鉢状に設計されたバーナーヘッドと相まって、耐風性の高さを実現する構造です。風の強い屋外で使用する際にも、ストーブの持つ性能を最大限に引き出します。

●マイクロレギュレーターを搭載した分離型ストーブ
●連続使用時や低温時のボンベ内の圧力低下に影響されにくく、安定した火力を発揮します。
●全炎口型の火口とすり鉢状のバーナーヘッドにより、優れた耐風性能を実現。
●コンパクトに収納可能。
●燃料は経済的なカセットガス。
※ボンベは別売です。

仕様

●外形寸法：幅410×奥行120×高さ90mm(使用時・本体のみ) 、幅150×奥行75×高さ90mm(収納時)
●ゴトク径：165mm
●重量：250g
●発熱量：2.6kW(2,200kcal/h)※1
●使用時間：約1.5時間(ST-760　1本使用時）※2
●使用容器：新富士バーナー、SOTO製品専用容器(ボンベ)
●点火方式：圧電着火方式

※1　気温25℃無風状態で点火後から5分間の燃焼データより算出。
※2　気温25℃無風状態で点火後から30分間の燃焼データより算出。

●届け出事業者：新富士バーナー株式会社
●PSマークの種類：PSLPG
●登録検査機関名称：JIA