muraco(ムラコ) RAPIDE X1-2P (ZETA Frame)Fabric TE0090の詳細
RAPIDE X1(ラピードエックスワン)は、居住性と耐風性をバランスよく備えた山岳用テントです。クロスフレームの交点部分にセンターハブを組込み、クロスフレームの弱点である風による歪みを強力に抑制しています。インナーテントの生地は使用条件に合わせてフルファブリック。日本の気候に適したダブルウォール式のドームテントです。2人用サイズ。
特長
ZETA Frame
材料調達から表面処理、アッセンブリ作業まで全て国内の協力企業及び自社工場で手掛けたmuraco製のテントフレームZETA Frameの登場です。
メインフレームに7075 T73を採用。材料は押出成形後に引抜工程を経て強度と精度を向上させています。
ジョイント部分は一般的なストレート形状のテントフレームとは異なり、旋盤によるテーパー加工を持たせることで、テント設営時にジョイント部分にかかる負荷を低減し、自然なRを生み出ししなやかさをもたらします。テントフレームの破損の原因の多くはジョイント部分の割れであり、そのリスクを低減させる構造をとっています。
またジョイントの接続部分はより強固にフレームを定着させる目的で溝加工を施し、接着剤を多く滞留させることを目指しています。センターハブはフレームの長さを短くし、ポール同士の遊びを抑制することで、しなやかなフレーム特性を補完する作用を持っています。
全ての部位に対して合理的な設計を落とし込み、テントフレームに本来求められるべき機能を、約半世紀に及ぶ金属加工技術の蓄積と最新鋭の加工機械によって追求したプロダクト。まずは山岳テントのRAPIDE X1(ラピードエックスワン)から導入です。
●muraco製テントフレーム ZETA Frameを使用。
●2人用サイズ両側にエントランスを設置しスムーズな出入りが可能。
●インナーとフライシートの接続にはクイックリンクを採用し、悪天候時にも素早い設営・撤収が可能
Flysheet
●耐久性・操作性・耐凍結性に優れたビスロンジッパー
●エントランスフラップは前後どちらも巻き上げ可能
●フラップには芯材が入っておりジッパーの巻き込みを防止
Inner
●インナーテントの生地はファブリックとハーフメッシュから選択可能。
●115センチメートルの全高とリッジポールにより広く快適な室内を実現
●テント内からダイレクトにアクセス可能なベンチレーション
●インナーには小物を収納できるポケットと、ギアループを複数箇所設置仕様
●付属品:フライシート、インナーテント、フレームポール(クロスフレーム×1、リッジポール×1)、ペグ×12、ペグダウン用ロープ×4、スタッフサック(テント一式用、ファブリック用、ポール用、ペグ用)
●専用グランドシート:GROUND SHEET for RAPIDE X1-2P
●専用タープ:RAPIDE TARP BLACK
●カラー:BLACK、GREY、INTERNATIONAL ORANGE
●Fabric Inner:総重量 約1,900g
●サイズ:
設営時:W255×D220×H120cm
収納時:W49×D16×H19cm
●素材:
フライシート:15Dリップストップナイロン, 撥水UV & PUコーティング / 耐水圧2500 mm
インナーテント:15Dリップストップナイロン
フレームポール:ZETA Frame
●原産国:ファブリック/中国、フレームポール/日本
※水はけのいい平坦な場所を選んで設営してください。
※強風時や悪天候時には速やかにテントの使用を中止し安全な場所へ避難してください。
※本製品は常設用ではありません。長時間日光に晒された場合、退色や生地劣化、シームテープの剥がれなどを起こします。
※紫外線の影響と思われる素材の劣化により、耐久限度を超えたものは修理できない可能性があります。
※ 焚火やストーブ、ランタンなど高音を発するものを近づけないようご注意ください。
※テント内では燃焼式のランタンや、ストーブ、ライター、マッチなどの火を絶対に使用しないでください。
※テント内で燃料を補完したり、燃料を補給するなど、引火性のあるものを持ち込まないでください。
※急な積雪によりフライシートの裾が覆われたり、低温化で氷結すると通気性が悪くなります。こまめに除雪したり入り口を開けるなどして常に換気をしてください。
※薄い生地を使用しているため、生地を引っ張りすぎると破損する恐れがあります。
※必ずペグとロープでしっかりと固定してください。
※足元の設営用ロープやペグに引っかからないようご注意ください。
※濡れたままでの保管はカビや異臭、生地の色移り、劣化や汚れなどの原因となります。使用後は必ず風通しのいい日陰で十分に乾燥させ、汚れを落としてから保管してください。
※縫製部分にはシームテープによる防水処理が施してありますが、構造上シームテープが施せない部分があります。必要に応じて縫い目にシームシーリング剤を塗布してください。
※生地の撥水加工は使用を重ねることで機能が低下していきます。撥水性が衰えてきたら市販の撥水スプレーなどを使用してください。
※生地の小さな破損にはリペアパッチ「GEAR AID REPAIR TAPE」で補修できます。
※フレームを通した状態のまま逆さまにしないでください。フレーム破損や生地損傷の原因になります。
※フレームは表面の汚れを落とし、十分に乾燥させてから保管してください。
※フレームのジョイント部分は常に清潔にし、ショックコードは不必要に引っ張らないでください。